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基礎知識・コラム

2022/01/26

中小企業のSDGsへの取り組み方とは?

基礎知識

近年、SDGsはビジネスチャンスにつながるということから、SDGsに取り組み始める中小企業が増えてまいりました。ですが、この取り組み内容については企業に一任されているということから、「何から始めればいいのかがわからない」「取り組み方がわからない」といったような手探りの状況に陥りがちです。そこで今回は中小企業のSDGsへの取り組み方はどうすればいいのか、今回は順を追って見ていきましょう。

1.チームを編成する

会社内でSDGsを推進する上で、推進するメンバーを決めていくのがいいと言われております。会社内で、チームを編成し、推進メンバーの中に経営者に意見の言える役員の参画は必要といえます。

2.SDGsを理解する

当然ではございますが、SDGsの活動を行う上でSDGsについてしっかり理解しておく必要がございます。チーム全員で共通の知識を増やし、表層的な部分だけでなく本質をしっかり理解することが大事になってきます。

3.優先課題の決定

SDGsは17の目標で構成されておりますので、どの企業においても等しく重要なものはございません。ですので、バリューチェーン全体を分析し、自社が社会的に悪影響を与えている課題を見つけていく必要がございます。自社が優先的に取り組むべき課題を見つけ議論しましょう。

4.目標の設定

優先課題が見つかったら、次は自社独自の取り組みや目標を設定しましょう。SDGsは目標が壮大ということもあり、自社だけの取り組みや目標を考えるということは難しいように思えると思います。ですので、身近にある自治体のSDGs方針を読無事で目標の設定はしやすくなるかと思います。

5.経営へ統合

目標を立てたら、具体的な取り組みを各事業部に落とし込みます。主体的に取り組みやすくするため、各事業部の目標設定は事業責任者に任せることが重要になってきます。

以上のような過程でSDGsの取り組みを行うことができます。また、SDGsの取り組みは経営者が積極的に発信することで企業の社会的評価にも繋がりますので、SDGsに取り組む際は積極的に発信をしていきましょう。