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基礎知識・コラム

2020/09/26

太陽光投資でコロナ禍によって受ける影響とは

基礎知識

2020年になって世界的に経済ダメージを負わせてしまっている新型コロナウイルス。倒産及び休業をしてしまう企業や店舗が急増してしまうほど深刻なものといえるかと思います。そんな状況下ではございますが、「太陽光投資」に関してはそこまでコロナウイルスによる深刻なダメージは今のところ無いように見られます。

○なぜ太陽光投資はコロナによる影響がないのか?

太陽光投資は多くの場合、FITによる売電事業で収益を上げている方がほとんどかと思います。この太陽光投資の売電事業は国の制度により電力買取が約束されておりますので基本的に天気以外のことには左右されません。今回のように経済情勢が厳しくなっても売電をするということに関しては特に影響を受けることはないかと思います。

とはいっても100%影響を受けないとは言い切れません。今回は太陽光投資業界が今後コロナ禍によって受けそうな影響を何点かご紹介させていただきます。

○太陽光投資でコロナ禍による影響とは!?

・部材が入らなくなる可能性がある

FITでの運用をする場合、太陽光設備は20年間使用することになります。太陽光設備は基本的に野立てが多いため自然災害等の理由により不具合及び故障が発生する可能性が発生してきます。一方で、コロナによってロックダウンが発生してしまった場合、部材が入ってこないか値上がりしてしまう可能性が出てきます。現在では解消されておりますが2020年2~3月に中国で発生した大規模なロックダウンによりパネルメーカーとしても有名なHUAWEIなどの中国メーカー製品の物流が難しくなるという事例があったように今後も似たようなことが起きる可能性も否定はできません。

・外出制限により工事の遅れが発生する

2020年新型コロナウイルスの影響により東京をはじめとした一部の地域では緊急事態宣言による外出自粛を呼びかけておりました。2020年9月現在では解除されておりますが今後も外出制限が要請される可能性は否定できません。そうなってしまった場合、太陽光設備に不具合・故障が発生してしまうとその期間の修理ができなくなりますのでその期間の収益は見込めません。

このようなリスクが今後発生する可能性がございますので、できることはできるうちに済ませておくことでコロナによる影響は受けることはないのではないかと考えられます。