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基礎知識・コラム

2019/07/04

適正に太陽光パネルを廃棄させる取り組みについて

基礎知識・コラム

日本ではエネルギー自給率が低いということもあり、2012年から再生可能エネルギーの促進につなげるべくFIT法(固定価格買取制度)が始まりました。これにより、電力の売電で収益を上げることが出来るため投資家はもちろんのことサラリーマンの不労所得事業としても注目を集めることになりました。こういったこともあり太陽光設備がかなり増えました。と共に大きな問題に直面しかけております。それが、2040年までに太陽光パネルの廃棄がかなり増えてしまうのではないかという問題です。太陽光パネルの中には人体に悪影響を及ぼす有害物質が含まれておりますので廃棄の仕方を間違えてしまう人が増えてしまうとそういった問題が出てきてしまう可能性が高いです。今回は廃棄を適正に行わせるための取り組みをいくつかご紹介させていただきます。

 

〇適正に廃棄させる仕組みづくり

太陽光パネルの廃棄処理も他事業同様、発電事業者や解体事業者が責任をもつことが原則とされております。意外と知られておりませんがFITでの買取価格もこの廃棄費用に盛り込むように設定されております。ですが、資金の調達ができないでいる場合、どうしても太陽光パネルの放置や不法投棄につながってしまいます。FITの認定を受けた事業者に、廃棄などの費用に関する積立計画や進捗状況の報告を義務化して、その状況を公表するとともに、必要に応じて報告徴収・指導・改善命令をおこなうことが検討されておりましたが、先日FIT終了を検討していることが発表されたのでそこに関してもどう動くかは今後に注目というところです。

〇情報不足の解消

太陽光パネル廃棄についてのもう一つの問題がパネルに含まれている成分の情報不足です。産業用廃棄処理業者にパネルの有害物質の有無が伝わっていないことも問題で、そこを解消すべく太陽光パネルメーカーや輸入販売業者がうまく情報伝達を行うことが望まれてきます。現在、一部の業者は対応しているようですが今後は多くの業者の対応が必要になってくるでしょう。