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基礎知識・コラム

2019/04/22

出力抑制はどのような場合にかかる!?

基礎知識

先日記事にさせていただきました、出力抑制に関する記事!

ブログ:出力抑制とは!?かかるとどんな影響が!?

 

簡潔に説明しますと

出力抑制とは電力の需要と供給のバランスが取れなかった際に

バランスを取るために電力の供給を抑制することを言います。

 

これが初めて実施されたのは、実は最近のことで2018年10月13・14日両日9時~16時に九州電力が国内初の54万kWの太陽光発電を対象に出力抑制の対象となりました。

 

こちらの原因として、秋ということもあり過ごしやすいので空調を使わなかったり、工場をはじめとする大型施設の需要があまりなく、それに対し晴れの日が続き日射量が多く、発電量も多かったので九州電力は出力抑制に踏み切ったと考えられます。このように出力抑制がかかるのは需要があまりない時期に多く発電してしまう時期と言えるでしょう。

そして、あらかた予想はできたかもしれませんが地域によっても電力の需要は変わってきます。工場や大型施設、人口も多い関西、関東、中部電力では今のところ抑制はかかりにくいと考えられます。

ですが、この九州電力のようにいつ抑制がかかってもおかしくない電力の需供バランスになってしまうことも考えられます。

 

このように抑制がかかってしまう危険から逃れるには!?

1、抑制のかかりにくい物件を見つける。

上記にも書かせていただきましたが、電力需要が多い地域だと抑制自体はかかりにくいです。抑制を考慮していくのであればこれからの電力需要を考慮した上で選んでいったほうがいいでしょう。

2.出力抑制による収入減少に備えた保険に加入する。

現在日本には少ないですが出力抑制に対応した保険がございます。加入するメリットとして、今後もし出力抑制がかかってしまった場合、収入が減るという心配もなく安定した収入を得ることが可能です。保険に加入する分支出は出ますが収益を考えると加入して損はないかと思います。

 

今後、再生エネルギーに対する需要は大きくなると考えられるので基本的に出力抑制の心配はないかと思うのですが、もしもに備え対策を取っておくのも投資として重要になってくるのではないでしょうか。