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基礎知識・コラム

2019/03/19

太陽光発電投資で失敗しないための事例と対策 その2

太陽光発電 疑問

安定した収益性から人気のある太陽光発電投資ですが、中には様々な理由で失敗し、大きな損失を出してしまったという声を聞きます。前回に続いて、今回もその失敗例から対策方法までお話ししようと思います。

 

失敗例・発電量のシミュレーションが実際とかけ離れすぎていて失敗

太陽光発電所の発電量のシミュレーションは、

  1. 年間想定売買収入
  2. 初期費用
  3. 太陽光発電システム運営にかかるランニングコスト

これらを元に計算されます。この3点のうち一つでも正確なものではない場合、シミュレーションも大きく狂ってきます。その結果、実際の発電量とかけ離れた予測値となり、それを鵜呑みにして購入すると大変なことになります。

販売会社もシミュレーションを公表していますが、高額な投資案件となりますので、やはりご自身でもシミュレーションを算出できるよう計算方法を覚えていた方が良いでしょう。

年間想定売買収入の計算方法

売電収入=売電価格×売電量

太陽光発電は固定価格買取制度により、発電した電気を電力会社が一定価格で20年間買い取ることで売電収入を得ることができます。計算としては、売電契約を行なった時期の買い取り価格(2018年時点では18円)と設置場所の日射量から発電量を算出します。日射量が適正かどうかはNEDOなどのサイトを見て確認しましょう。

初期費用の計算方法

初期費用はその発電所ごとに発電容量によって異なります。

産業太陽光発電所の場合、以下の費用が初期費用となります。
  • 太陽光発電システム費用…モジュール、パワーコンディショナー、ケーブル、架台など
  • 連携工事費負担金…発電した電気を売るための工事やその手続きにかかる費用
  • フェンス代…太陽光発電発電所の周りに設置する侵入防止用のフェンスは、改正FIT法により設置が義務化されました。
  • メンテナンス費用…定期的なメンテナンス(O&M)も改正FIT法により実施が義務化されました。
  • 土地の購入費用・土地の賃借にかかる初期費用…発電所を設置する土地を購入するのか賃貸かで変わってきますが、その費用が必要になります。
  • 保険…自然災害、人的災害などがあった時に備え、保険に入っておくのが安全でしょう。

太陽光発電システム運営にかかるランニングコストの計算方法

2018年11月資源エネルギー庁が発表した「調達価格等算定委員会」の資料では、10kw以上の産業用太陽光発電所はkWあたり年間5,ooo円以上のランニングコストがかかると表記されています。主な内訳は以下になります。

  • メンテナンス費用
  • 清掃費用…地域によってはパネルの洗浄が多く必要になる場合がありますので、事前に下調べしておくと良いでしょう。
  • 修理や交換費用…パネルやパワーコンディショナーが破損した場合の修理・交換費用も、メーカーの保証期間次第では必要になります。
  • 保険の更新
  • 遠隔監視システムの費用…必須ではないのですが、遠隔監視システムがあるとないとではトラブルの発見率が段違いなので、ほとんどの方が導入しています。
  • 税金…売電収益が20万を超えた場合確定申告が必要となります。

 

中古太陽光発電所の購入を検討する上でも、実際に稼働したデータがあるとはいえシミュレーションは重要な判断材料になります。これらを把握し、適正な価格を出している販売会社から購入するようにしましょう。