0120-255-505 受付時間:月曜日-金曜日 9:00~18:00

基礎知識・コラム

2019/07/18

出力抑制による売電ロス!解決策をご紹介

基礎知識・コラム

太陽光投資をしていくにあたりなにかしらトラブルは一度起こる可能性は高いと言えます。自然災害によるパネルの被害やパネルの上に鳥のフンが落ち発電効率が落ちる等さまざまです。そんなトラブルの中に出力抑制による売電ロスもあります。

 

出力抑制とは!?

電力会社が太陽光発電設備等の電力系統への接続を制限する事を指します。電力は需要と供給のバランスが必要になります。例えば、夏場はエアコンなどで電力をかなり消費します。そうなると、電力の需要も増えるので比較的問題はないのですが、そのほかの春・秋は電力の消費量も少なく電力の需要も少ないので需要と供給のバランスをとる必要があります。生成した電力は貯蔵することができませんので、需要のバランスを取るためにも供給を調整する必要があります。つまり、この調整こそが「出力抑制」です。出力抑制を行わず供給過多になってしまった場合、大規模停電が起きる可能性が出てきます。

 

このように出力抑制がかかってしまった場合、売電できない期間が出てきてしまいますので、売電ロスが発生してしまいます。出力抑制がかかるのはまれなケースではございますが、抑制対象地域は今のところ急激に太陽光設備が増えた九州を中心に限定されており、今後の動向で状況は変わるかと思います。

 

売電ロスを防ぐ解決策は!?

出力抑制の基準は各電力会社によって異なります。各電力会社の動向を見ながら情報を確認し、設置場所を選んで頂ければいいかと思います。また、「出力抑制保険」も多くの会社から出ております。主に「定められた免責時間を過ぎて以降に発生した出力制御による損失を一定金額補償する」という内容で出ておりますので出力抑制がかかってしまった期間も収益の心配はそこまでしなくていいかと思います。このように出力抑制保険をかけておくことでもしもの時のトラブルに備えることが可能です。

 

もし、太陽光投資をご検討の際は合わせて考えられるトラブルに備え保険等に入っておいた方がいいかと思います。