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基礎知識・コラム

2020/10/10

電力の逆潮流とは?そのリスクについて

基礎知識・コラム

太陽光発電での投資をしていく上で系統連系は必ずしていく作業の1つになります。系統連携とは電力会社の電力系統と発電設備を接続させることを言い、この作業を行うことで売電をすることが可能となっております。系統連系を行なっていくには電力会社が提供する電力と同等である必要があります。そんな系統連系の関係で確認していかなければならない項目の内の1つに「逆潮流」がございます。今回はそんな「逆潮流」とはなんなのか?そのリスクについてご紹介させていただきます。

○逆潮流とは?

太陽光発電システムと電力会社の送電網が系統連系されている状態では、太陽光発電などによる発電量が自家消費電力量を上回ると、自動的に余剰電力が送電網へ流れていきます。これを逆潮流と言います。

太陽光発電による電力の売電を行うためには、あらかじめ系統連系協議を行う必要があるのですが、その際、変電所からの送電距離に応じて力率を指定します。電力系統に送電するためには、指定された力率に制御することが必要であり、これは力率一定制御と言われており系統における電圧上昇を抑制することを目的として行われています。

○バンク逆潮流について

バンク逆潮流と言う言葉をご存知でしょうか?バンク逆潮流とは、変電所の受け入れ能力を超える電力が、逆潮流で流れ込んでしまう状態を言うのですが、この現象が起きてしまうと変電所の能力を超えてしまいますので、適切に変圧することができなくなってしまいます。

このバンク逆潮流が起きてしまうことで様々な問題が発生してしまいます。

それが、電気の供給が不安定になってしまうという点です。これによって修理費用等で出費が増えてしまいますし、最悪の場合、停電を引き起こしてしまうリスクもあるそうです。

この逆潮流は家庭用の太陽光発電で起きる減少ですので事業用とはそこまで関わってくることがないのですが、知識として入れておいて損のない情報かとは思います。

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